鶴岡八幡宮|鎌倉を象徴する神社

鎌倉を象徴する神社として、地元では心の拠り所としても親しまれている鶴岡八幡宮。創建から800年をへてその歴史に迫る!

 鶴岡八幡宮は、治承4年(1180年)に由比ヶ浜辺りの八幡宮を源頼朝公がお遷して、鎌倉幕府の宗社として、現在の上下両宮のお姿へとなり鎌倉の町づくりの中心になりました。その元八幡(由比若宮)ですが、社殿より若宮大路を由比ヶ浜方面に南に進み、現在は県道21号線になってしまっていますが、県道の真ん中に一ノ鳥居がありますが、そこから東へ入ったところに小さなお社としてある。鶴岡八幡宮の原点でもある元八幡がある。頼朝の祖先でもある源頼義が康平6年(1063)奥州を平定して鎌倉に戻り、源氏の氏神として出陣に際して祈願した京都の清水八幡宮を勧請し由比ヶ浜にお祀りした。

鎌倉には城はない!

 平安・鎌倉時代には、戦国時代のような「城」はなく、しかも頼朝には直轄軍すらもっておらず、平家討伐討という大儀にて御家人をまとめあげ、鎌倉を防衛していました。その中心となった鶴岡八幡宮が源氏による武家政権鎌倉の象徴となりました。

鶴岡八幡宮を訪れる方には

 まずお土産屋さんやお洒落なお店が並ぶ、「小町通り」は、参拝帰りのお楽しみとしていただき、まずは駅前ロータリーを抜けて若宮大路に出ると、二の鳥居が目に入ってくる道路の中央になるが、源頼朝公が整えた参道、段葛(だんかずら)がある桜の季節には桜の参道ともなり、八幡宮を訪れる方には是非段葛を通って古都の風景を楽しんでいただきたい。そして山道を過ぎるといよいよ境内に入っていく、左右に源平池を眺め進んでいくと若宮(外宮)にたどり着く、下拝殿ともいわれ本宮まで上がらず、ここで参拝をする人も多い。この若宮は、頼朝に招かれた静御前が舞を披露した場所としてもいわれている。静御前は頼朝の弟、義経の子供を宿し、頼朝より「男子なら殺す」とし、男子だったため由比ヶ浜の海に沈められてしまったという。
いよいよ本宮への参拝であるが、大石段の左手には、樹齢1000年といわれていた大銀杏の木がありますしたが、平成22年3月10日の雪混じりの強風により倒壊してしまいました。しかし倒壊後に元の場所より若葉が芽吹き、子銀杏を剪定しながら後継樹として、御神木として成長を見守っているそうです。そして應神天皇・比賣神・神功皇后をお祀りする本宮にたどり着く!本殿からは鎌倉の町が一望できて晴れた日には伊豆大島まで見る事ができます。

名称 鶴岡八幡宮
TEL TEL 0467-22-0315
住所 〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
営業時間  
最寄り駅

JR鎌倉駅東口より徒歩10分
江ノ電鎌倉駅より徒歩10分

ホームページ 公式サイト
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